私にとって初めてお雛様をオーダーくださった
私が尊敬するある方からのお言葉です
とてもとても嬉しく
もっと多くの方に私のお雛様をお届けしたい!と思い
この節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げました
山城葉子さんとの出会い
私の尊敬する方というのが、
ウェディングドレスショップ
「THE TREAT DRESSING」の元バイヤー兼デザイナーで
現在は東京・広尾にあるウェディングドレスショップ「number5」代表
山城葉子さんという方です。
葉子さんの存在を知ったのは約10年前
私自身の結婚式で「THE TREATDRESSING」でウェディングドレスを選ばせていただいたのがきっかけでした
他のウェディングドレスショップとは比べ物にならないくらい格段にセンスが良くて、
ドレスのセンスの良さだけではなく内装やインテリア、お店の方の制服や置いてあるスリッパですらオシャレで
その徹底された世界観に衝撃を受けたことを今でも覚えています。
その「THE TREAT DRESSING」で並ぶドレスをニューヨークなど海外から買い付けしていたバイヤーが山城葉子さんでした。
そこから葉子さんの大ファンとなり、葉子さんが出てらっしゃる雑誌や手掛けたカタログは穴が空くほど何度も何度も読み返しました。
今の私のセンスの根源になっているのは葉子さんだと言っても過言ではありません。
運命的な再開
結婚式を挙げ10年経ったある日、たまたまお友達に誘われたあるお洋服の展示会に行ったときのこと。
買い物を終え帰ろうと階段を降りかけたちょうどその時、目の前に現れたのが山城葉子さんでした。
あまりにも突然で運命的な出会いに大興奮してしまい、今までどれほどのファンだったかということを猛スピードで語り…
そんな若干気持ち悪い感じの私にも葉子さんは優しく笑顔で対応してくださいました(笑)
そしてなんとその日の夜、葉子さんから私のInstagramにDMが!!
まさかまさかまさかの出来事にしばらく興奮であたふたしてました。
お雛様オーダー
兜をオーダーくださったその半年後、またまた葉子さんからご連絡をいただき、
私にとってこれが人生初のお雛様のオーダーでした。
『どんな感じがお好みですか?』とお聞きすると
『佐和さんがベストだと思う色の組み合わせが嬉しいので私は何色でも構いません。完全にお任せでお願いします!』と。
葉子さんの作り出す世界観が好きで好きでたまらなくて葉子さんの抜群のセンスに惚れ込み、
そんな尊敬してやまない方からセンスを信頼して頂けるなんて奇跡が起こったに違いない…
人生何があるかわからないですね!
制作している間は夢をみているようで、なんだかずっとフワフワしていました。
兜と違って絵の具を使うので、気に入ってくださるものを本当につくれるのかというプレッシャーももちろんありました、、、
が、無我夢中で制作しました。
そのお雛様がこちら↓
そして、出来上がりました!と連絡すると
たまたまお仕事で関西にいらっしゃり直接お渡しさせていただきました。
お雛様をとてもとても気に入ってくださいました。
葉子さんが私の制作したお雛様をInstagramでご紹介してくださったとたん、それはそれはたくさんのお問合せ、オーダーを頂き、
というお声をたくさんいただきました。
私の制作するお雛様を求めてくださっている方にぜひお届けしたい!という思いが強くなり、
節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げることにしました。
日本の伝統的文化を大切にするという気持ちは変わらず
でもその時代にあった飾り方で
もっと自由にもっと楽しみながら
末永く飾っていただける
私にしか作れないお雛様を目指して
心を込めて日々お作りしています
1980年7月生まれ。兵庫県出身。男の子と女の子の二児の母。
2016年
ポーセリンアート教室 OBI Salonを設立・講師として年間100名以上を指導する
2019年
作家としてEtihad Modern Art Gallery ( アブダビ) に出展
2019年
節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げる
2023年
株式会社OBI PORCELAIN設立代表取締役就任