OBI PORCELAIN × 瀬戸焼職人が生み出す、コンパクトモダンな白磁器(陶器)の雛人形
2025-10-05
日本の伝統文化である「雛人形」
その美しさと意味を大切にしながら、現代の暮らしに寄り添うかたちを模索した私たちOBI PORCELAINは、瀬戸焼の職人とともに、2年という歳月をかけて“型”からオリジナルの白磁の雛人形を作り上げました。

舞台は、平安時代から続くやきものの名産地・愛知県瀬戸市。せとものの語源ともなったこの土地で、熟練の原型師と窯元の手を借り、理想のフォルムと佇まいを一からかたちにしていく日々。何度も試作を重ね、細部の線やバランス、そして白磁ならではの「静かな美しさ」が際立つデザインを追求しました。

鋳込み → 素焼き → 釉薬 → 1300度の本焼き——。
こうした工程を経て完成した白磁の雛人形は、上絵付けによって彩られ、やさしさと凛とした気品をあわせ持つ佇まいに仕上がります。1体を完成させるまでに約1か月。すべての工程には、職人の技と感性が織り込まれています。

大量生産では決して辿り着けない、手仕事ならではの温もりと緊張感。そして、時代に合わせたコンパクトなサイズ感は、都市の住空間にもすっと馴染み、現代の暮らしにやさしく寄り添います。
長く愛される雛人形を、現代のかたちで。
OBI PORCELAINの白磁雛人形には、伝統と革新の両方が息づいています。

1980年7月生まれ。兵庫県出身。男の子と女の子の二児の母。
2016年
ポーセリンアート教室 OBI Salonを設立・講師として年間100名以上を指導する
2019年
作家としてEtihad Modern Art Gallery ( アブダビ) に出展
2019年
節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げる
2023年
株式会社OBI PORCELAIN設立代表取締役就任
