昔ながらの立派なひな人形をお持ちの方は
ひな人形を飾るのって正直とても大変で億劫な作業だと思われている方も多いと思います。
「いつまで飾り続ければいいんだろう......」とふと思われたことはありませんか??
ひな人形にまつわる一番の悩みかもしれません
本来、毎年飾ることができるなら一生飾り続けても良いものなんですが
ただ、一区切りつける年があります
それは18歳の年の3月3日がひな人形卒業のタイミングなんです
「雛満(ひいなみて)」という言葉をご存じですか?
昔の子供は大人の仲間入りが今より早く、女子は13歳で成人を迎え(現代の成人の18歳)その年の3月3日の節句に自立のケジメをつける為、盛大に祝ってひな祭りを卒業する風習があり、それを「雛満」と呼んでいました
現代の成人である18歳まで飾ることで親が子供の成長を願う一区切りなんだそう
では18歳以降は飾ってはいけないの??と思われるかたもいらっしゃるかもしれません
そんなことは決してありません
何歳になっても親が子供を想う気持ちに変わりはないのと一緒で
お子様が成人されたあともひな人形を毎年飾ってしっかりお祈りすることで
お子様が元気で幸せに暮らしていける、そして更なる飛躍に繋がっていると言えます
つまり毎年飾ってお祈りすることは開運に繋がる素晴らしい行いです
ひな人形は年に一度神様が宿るとされているとても神秘的なものです
ご利益や開運につながるのであればどんどん続けていきましょう!
こ
1980年7月生まれ。兵庫県出身。男の子と女の子の二児の母。
2016年
ポーセリンアート教室 OBI Salonを設立・講師として年間100名以上を指導する
2019年
作家としてEtihad Modern Art Gallery ( アブダビ) に出展
2019年
節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げる
2023年
株式会社OBI PORCELAIN設立代表取締役就任