「雛人形ってそもそもなんで飾るの??」
2022-01-05
~雛人形の疑問①~
むかしの中国には、旧暦3月はじめの巳の日に、水辺で身をきよめる「おはらいの行事」があり、それが日本に伝わり、紙で作った人形を流して邪気払いをする「流し雛」となりました。
そして時代とともに雛人形作りの技術が発展したことで立派な人形が作られるようになり、「川に流す」のではなく「飾る」へと変化してきました。
江戸時代中ころに今の雛祭りとしての行事である「女の子の健やかな成長と幸せを願うための行事」として定着しました。400年以上も続く日本の伝統的な行事なんですね。
ですので一家に一体ではなく、姉妹であればそれぞれにお雛様を用意してあげましょう。
また雛人形は宮中の婚式の様子を表しているとも言われています。
雛人形のお姫様は将来娘様がお嫁に行くときの姿を表しているそうで、お殿様は将来の旦那様を表しているそう。
(そう言われるとお顔選びにも慎重になってしまいますね(^^;))
時代の流れとともに変化してきた雛祭り。
こうしなければならない、こうすべきという概念はなく、今の時代にあった飾り方で自由に日本の行事を楽しむものであってほしいと思います。
1980年7月生まれ。兵庫県出身。男の子と女の子の二児の母。
2016年
ポーセリンアート教室 OBI Salonを設立・講師として年間100名以上を指導する
2019年
作家としてEtihad Modern Art Gallery ( アブダビ) に出展
2019年
節句ポーセリンブランドOBIを立ち上げる
2023年
株式会社OBI PORCELAIN設立代表取締役就任